世界地図

世界地図(せかいちず)は、地球全体、あるいは大部分を表現した地図である。主に以下の事柄が、シンボル化した記号・文字・図形・各種色彩などによって平面上に表現される。日本など東アジア諸国やオセアニア諸国で日常的に用いられる世界地図は、太平洋中心にして大西洋で切り分けるものが多い。この太平洋中心地図は、人類史におけるヒトの移動が描きやすいため、人類学などでも用いられる。英国のグリニッジ天文台を通るグリニッジ子午線を本初子午線(経度0度)としていることからヨーロッパでは経度0を地図の中央に配置しているものが多い。米大陸でも大西洋を中心とする地図が多く用いられる。南半球の国(オーストラリアなど)では地図の上辺を南(つまり上下が逆転した世界地図)にしているものがある[1]。ただし日常的に使われるものではない。イスラーム世界の地図では、四方のうち南を正面と考えることに起因して南を上にしているものが多かった。仏教世界では西方浄土の考えから西が上になっているものが多い、また、日本の古地図行基図等では上辺方向は、まちまちである。江戸時代の日本では、畳に広げて周りから取り囲んで見る事が多かったため、最寄りの辺の側から読めるように中心から放射状に文字が配置されている事も多い。多くの世界地図で北が上となったことは、近代的な測量法の確立後に磁石の指針が北を向くこととの関連があるといわれる。陸の輪郭は満潮の時のもので、地図上の大きさは、地球が丸いため図法(投影法)によっては正確ではない。

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