バブル

バブルとはバブル景気(バブルけいき、英: bubble boom)のことで、景気動向指数(CI)上は、1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年)2月までの51か月間に、日本で起こった資産価格の上昇と好景気、およびそれに付随して起こった社会現象とされる。情勢自体はバブル経済と同一であり、平成景気(へいせいけいき)や平成バブル(へいせいバブル)とも呼ばれる。日本国政府の公式見解では数値上、第11循環という呼称で、指標を示している。ただし、多くの人が好景気の雰囲気を感じ始めたのはブラックマンデーをすぎた1988年頃からであり、政府見解では、1992年2月までこの好景気の雰囲気は維持されていたと考えられている。日本は70年代の石油危機を省エネや経費節減で克服、80年代には自動車や電機を軸に輸出大国になる。しかし米国から黒字減らしの市場開放、内需拡大を求められ、中曽根政権は規制緩和や民営化で応えた。85年秋、主要国はドル高を是正することで一致(プラザ合意)、円高が急進した。 輸出産業の苦境を救うため、日銀は86年から金融緩和を重ね、空前のカネ余りと、実態を超す資産価格の膨張(バブル)を招く。資金運用で本業外の収益を追う経営がもてはやされ、銀行は系列企業を使って不動産がらみの融資を競う。投機は株や土地からゴルフ会員権、美術品にまで広がった。 地価高騰はマイホームの夢を阻む。景気が底堅いと見た政府はバブル退治に乗り出し、日銀は89年から5回の利上げ、90年には大蔵省が不動産向け融資を規制し、バブルは株、土地の順にはじけていく。官民とも不良債権の処理に追われ、大型倒産が相次いだ。

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